...ひどくぐあいが悪いのでしょうか...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...素面ではさすがにぐあいが悪いと見えてみんな道化た仮面をかぶって行くことになっていたので...
寺田寅彦 「自由画稿」
...少しからだのぐあいが悪いからベッドで話すことをゆるしてくれという...
寺田寅彦 「B教授の死」
...わざわざ断わるのもぐあいが悪いので観念して流させる事にしている...
寺田寅彦 「備忘録」
...正門の所で三四郎はぐあいが悪いからきょうは学校を休むと言い出した...
夏目漱石 「三四郎」
...なんとしてもぐあいが悪い...
久生十蘭 「一の倉沢」
...いまはぐあいが悪いからだろう...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...となるとふしぎにぐあいが悪い...
山本周五郎 「雨あがる」
...「今日は躯のぐあいが悪いから」と断わってしまった...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...腹ぐあいが悪いといって四五日も黙って寝ていたり...
山本周五郎 「寒橋」
...今日だけはぐあいが悪いのだとお杉は云った...
山本周五郎 「花も刀も」
...「しかしそれはぐあいが悪いですね...
山本周五郎 「半之助祝言」
...だがそのまま帰るのもぐあいが悪い...
山本周五郎 「百足ちがい」
...――ぐあいが悪いな...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ぐあいが悪いわけですよ」「共謀者だが幇助罪(ほうじょざい)というところか」半之助は盃を持ったまま...
山本周五郎 「山彦乙女」
...万一追いつかれてはぐあいが悪い...
吉川英治 「私本太平記」
...話のぐあいが悪いのである...
吉川英治 「治郎吉格子」
...体のぐあいが悪い気持すらする...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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