...言いがたい慰安と寂寥(せきりょう)とを感じた...
芥川龍之介 「大川の水」
...眉目容色(みめきりょう)...
泉鏡花 「海神別荘」
...その上ひどく縹緻(きりょう)が悪いのだ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...いわんや婦人にいたっては寂々寥々(せきせきりょうりょう)たるものであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...その辺の商売人にも滅多にない容色(きりょう)で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――御妹様はこの御きりょうで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前のきりょうなら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山陽道と山陰道を分ける中国の脊梁(せきりょう)山脈の北側に...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...十三人のきりょうよしは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...――そして睡蓮はその荒廃寂寥(せきりょう)の森厳の中で互いに溜息をつきあっていた...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「沈黙」
...お容色(きりょう)ばかりでありません...
村井弦斎 「食道楽」
...ぶきりょうなうえにぶあいそではあるが...
山本周五郎 「季節のない街」
...三人のなかでいちばん縹緻(きりょう)よしといわれた少し険のある顔だちが...
山本周五郎 「日本婦道記」
...不縹緻(ぶきりょう)なことは...
吉川英治 「三国志」
...それはたとえようもない寂寥(せきりょう)を二人のあいだへ呼ぶように...
吉川英治 「私本太平記」
...きりょうが美(い)いというばかりでなく...
吉川英治 「治郎吉格子」
...きりょうの美(い)い女ですね」「何を笑う...
吉川英治 「親鸞」
...年も三十過ぎだし容貌(きりょう)も悪いが心だては目明きにない正直さだった...
吉川英治 「松のや露八」
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