例文・使い方一覧でみる「きぶん」の意味

...楽（たの）しく起居（おきふし）を偕（とも）にした時代（じだい）の現世（げんせ）らしい気分（きぶん）が復活（ふっかつ）して来（き）たのでした... 楽しく起居を偕にした時代の現世らしい気分が復活して来たのでしたの読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...朗（ほがら）かな気分（きぶん）になって... 朗かな気分になっての読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...何所（どこ）か水（みず）のある所（ところ）で修行（しゅぎょう）したいような気分（きぶん）になって居（お）りました... 何所か水のある所で修行したいような気分になって居りましたの読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...いつもその音（おと）の中（なか）に溶（と）けこむような気分（きぶん）で... いつもその音の中に溶けこむような気分での読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...自分（じぶん）にもよくは判（わか）らぬ気分（きぶん）でしばらくあたりの景色（けしき）に見（み）とれて居（い）ましたが... 自分にもよくは判らぬ気分でしばらくあたりの景色に見とれて居ましたがの読み方
浅野和三郎「霊界通信　小桜姫物語」

...ひやっと背（せ）すじにつめたい水を浴（あ）びせかけられたような気分（きぶん）になった... ひやっと背すじにつめたい水を浴びせかけられたような気分になったの読み方
ハーバート・ジョージ・ウエルズ海野十三訳「透明人間」

...気分（きぶん）はすぐれず... 気分はすぐれずの読み方
ハーバート・ジョージ・ウエルズ海野十三訳「透明人間」

...本師は最新の微積分計算法（びせきぶんけいさんほう）をおこない... 本師は最新の微積分計算法をおこないの読み方
海野十三「金属人間」

...あるいは壮烈鬼神を泣かしむる独立檄文（げきぶん）となり... あるいは壮烈鬼神を泣かしむる独立檄文となりの読み方
徳富蘇峰「将来の日本」

...御米（およね）の氣分（きぶん）は... 御米の氣分はの読み方
夏目漱石「門」

...さうして其（その）倦怠（けんたい）の慵（ものう）い氣分（きぶん）に支配（しはい）されながら... さうして其倦怠の慵い氣分に支配されながらの読み方
夏目漱石「門」

...何（なん）となく感傷的（かんしやうてき）な氣分（きぶん）に落（お）ちて來（き）た... 何となく感傷的な氣分に落ちて來たの読み方
南部修太郎「一兵卒と銃」

...俄（にはか）に氣分（きぶん）が勝（すぐ）れませぬ... 俄に氣分が勝れませぬの読み方
樋口一葉「われから」

...南部（なんぶ）にはくすのきが多（おほ）く生（は）えて暖國的（だんこくてき）な氣分（きぶん）をたゞよはせてゐます... 南部にはくすのきが多く生えて暖國的な氣分をたゞよはせてゐますの読み方
本多靜六「森林と樹木と動物」

...どの役（やく）がどの俳優（はいいう）かと思（おも）ひ惑（まど）ふ時（とき）のやうな氣分（きぶん）になつてゐるのである... どの役がどの俳優かと思ひ惑ふ時のやうな氣分になつてゐるのであるの読み方
森鴎外「寒山拾得」

...たのしいお祭（まつ）り気分（きぶん）になっていて... たのしいお祭り気分になっていての読み方
セルマ・ラーゲルレーヴ　Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳「ニールスのふしぎな旅」

...紀文（きぶん）や奈良茂（ならも）の昔語りよりも大分落ちるようである... 紀文や奈良茂の昔語りよりも大分落ちるようであるの読み方
夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」

...シンデレラはみじめなきぶんでパーティに行くことになったからです...
アンドルー・ラング再話　Andrew Lang 大久保ゆう訳「シンデレラ」

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