...こちらの窓からむこうの窓へいけました...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...外からむしりとられた...
海野十三 「超人間X号」
...僕は例の男を一目見た時からむかつくほど嫌いでした...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...器物咒力化生の神話なりとも説明し得可からむ...
高木敏雄 「比較神話学」
...いかに悲しからむああ...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...若しくは其の行ひ能く善に協ひて而かも善を爲すの心なからむ乎...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...命をからむかけはし!十一時...
種田山頭火 「旅日記」
...涕その時多からむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...徳も亦豈得易からむや况むや黄金の魔力横行して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...木立にからむ風の音にまじって...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...草の中からむくりと鎌首(かまくび)を一尺ばかり持上げた...
夏目漱石 「永日小品」
...「身体(からだ)が身体だからむやみに汽車になんぞ乗って揺(ゆ)れない方が好い...
夏目漱石 「こころ」
...あんぽんたんも昼寝からむりに覚されて...
長谷川時雨 「牢屋の原」
...法印のうしろからむしゃぶりついて肩先にも噛みつきたいと思ったようであったが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...おそらくは復(ま)た持藥の名を口にするものなからむ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...わが身忘れむとてしら髪(が)生やすこともなからむ...
森鴎外 「文づかひ」
...恋にからむ恐ろしい時局の一秘事も...
吉川英治 「私本太平記」
...殺気にからむ二ツの眼(まなこ)にトロトロと燐(りん)の炎を立てたかと思うと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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