...今までのかずかずの失礼の段...
海野十三 「海底都市」
...これまでのかずかずの惨害(さんがい)事件をならべあげて...
海野十三 「海底都市」
...卑怯なことや悪いことをかずかずやっているじゃないか...
海野十三 「怪塔王」
...あのように大胆な悪事のかずかずをやっていたのです...
海野十三 「怪塔王」
...その上に不名誉な背任(はいにん)のかずかずまで...
海野十三 「振動魔」
...かずかずのをんなの指といふ指はよろこびにふるへながら かすかにしめりつつ...
大手拓次 「藍色の蟇」
...如何なる外的条件のかずかずを並べ立ててみても説明しがたく...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
......
竹内浩三 「口業」
...小田氏のかずかずの御助力にも...
太宰治 「惜別」
...後年幕府追討のはかりごとにやぶれさせ給い隠岐(おき)のしまに十九年のうきとしつきをお送りなされて波のおと風のひびきにありし日のえいがをしのんでいらしった時代にももっともしげく御胸の中を往来(ゆきき)したものはこの附近の山容水色とここの御殿でおすごしになった花やかな御遊(ぎょゆう)のかずかずではなかったであろうか...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...おゝ! 蜜月はそのかずかずを摘むのであらう...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...漂いながら夢のかずかずだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...かずかずの豊富な出来事...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...またかずかずの秘密を包みて黙せる水面をパラディオ式2の大建築物の広き窓が深き苦き意味をもて見下せる――かのほのかなる幻影の都...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...ここにおよそ苦痛とか快楽とかの種数(かずかず)をかぞえて見たら...
室生犀星 「花桐」
...かずかずの薔薇(さうび)の打顫(うちふる)ふいみじき花の姿をいと疾(と)く我等に観(み)せしめ給ふため...
與謝野寛 「失楽」
...かずかずの兆(し)らせを思い当るのだ...
吉川英治 「三国志」
...かずかずなる御寵恩(ごちょうおん)やら...
吉川英治 「私本太平記」
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