例文・使い方一覧でみる「おぼろ」の意味


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...朧(おぼろ)げながら眼の前へ浮んで来る...   朧げながら眼の前へ浮んで来るの読み方
芥川龍之介 「世之助の話」

...帰ろうと思っている葉子の下心(したごころ)をおぼろげながら見て取って...   帰ろうと思っている葉子の下心をおぼろげながら見て取っての読み方
有島武郎 「或る女」

...小路はおぼろ気に照らし出されていた...   小路はおぼろ気に照らし出されていたの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...おぼろげに博士の考えが分って来た...   おぼろげに博士の考えが分って来たの読み方
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」

...たぶんはかつて読んだり耳にした事のおぼろげな記憶をたどって...   たぶんはかつて読んだり耳にした事のおぼろげな記憶をたどっての読み方
岡倉由三郎 「茶の本」

...おぼろげに彼女の顔を照らしているだけだったが...   おぼろげに彼女の顔を照らしているだけだったがの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「犬を連れた奥さん」

...其れに依り傍(そ)うて幻(おぼろ)げに形づくりたる者...   其れに依り傍うて幻げに形づくりたる者の読み方
綱島梁川 「予が見神の実験」

...確定と偶然との相争うヒットの遊戯が何ゆえに人間の心をこれほどまでに強く引きつけるかという理由をおぼろげながら感得することができるような気がした...   確定と偶然との相争うヒットの遊戯が何ゆえに人間の心をこれほどまでに強く引きつけるかという理由をおぼろげながら感得することができるような気がしたの読み方
寺田寅彦 「野球時代」

...そのことをおぼろに感じながら...   そのことをおぼろに感じながらの読み方
豊島与志雄 「山上湖」

...お前はけっして年老いることがないのだ!……」おぼろな月が雲間から出て...   お前はけっして年老いることがないのだ!……」おぼろな月が雲間から出ての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...形を成さない一塊(ひとかたまり)となって朧気(おぼろげ)に見えた...   形を成さない一塊となって朧気に見えたの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...どうかした拍子でふいと自然の好い賜(たまもの)に触れる事があってもはっきり覚めている己の目はその朧気(おぼろげ)な幸(さいわい)を明るみへ引出して...   どうかした拍子でふいと自然の好い賜に触れる事があってもはっきり覚めている己の目はその朧気な幸を明るみへ引出しての読み方
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」

...その親の心もちもおぼろげながら解るやうな気がした...   その親の心もちもおぼろげながら解るやうな気がしたの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...陣々の篝火(かがりび)すらおぼろなほどだったから...   陣々の篝火すらおぼろなほどだったからの読み方
吉川英治 「三国志」

...白々とした花だの春の朧(おぼろ)が思い出されるのみだった...   白々とした花だの春の朧が思い出されるのみだったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...寂土の朧(おぼろ)に浸(ひた)り入った態(てい)で説くのであった...   寂土の朧に浸り入った態で説くのであったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...朧気(おぼろげ)ながら想像することが出来てきた...   朧気ながら想像することが出来てきたの読み方
蘭郁二郎 「自殺」

...事によると弾正の面影をおぼろに記憶していたかもしれない...   事によると弾正の面影をおぼろに記憶していたかもしれないの読み方
和辻哲郎 「埋もれた日本」

「おぼろ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「おぼろ」

「おぼろ」の英語の意味


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