...これは見おぼえがある...
海野十三 「海底大陸」
...見おぼえのあるグランド=サーカスの大テントが見えてきたからです...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...自らをひくくしたはずかしさと棄鉢(すてばち)をおぼえました...
太宰治 「虚構の春」
...おぼえておいでですか...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...(一時間と四十五分をついやした長い会話を全部おぼえていられるはずもなく...
デフォー Daniel Defoe 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...大いに面喰(めんくら)ったことをおぼえている...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...うろおぼえではあるが覚えている...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...ただバルナバスの心おぼえのために...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...清々(すがすが)しくおぼえける...
久生十蘭 「玉取物語」
...健作の前へつきつけ)これにはおぼえがあるでしょうな...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...物おぼえがます/\よくなる...
平山千代子 「ハナとタマシヒ」
...いまの訥子の伝次郎時代も宮戸座で「法界坊」の連鎖劇など見たやうにおぼえてゐる...
正岡容 「大正東京錦絵」
...そこは見おぼえがあった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...それから又ぐんぐん元来た方へ引き戻されたことだけをおぼえています...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...バックはものおぼえがよくて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...金吾は浅ましさに一種の悪酔(あくすい)をおぼえながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...彼女は新妻のようなほてりを体におぼえた...
吉川英治 「私本太平記」
...何か心に痛みをおぼえるのか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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