例文・使い方一覧でみる「おっとりした」の意味


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...それに不破もおっとりした柔和な性格だし...   それに不破もおっとりした柔和な性格だしの読み方
梅崎春生 「ボロ家の春秋」

...誠におっとりしたものでして...   誠におっとりしたものでしての読み方
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」

...またおっとりした...   またおっとりしたの読み方
高村光太郎 「木彫ウソを作った時」

...五の福々しい顔の上品におっとりしたひとであった...   五の福々しい顔の上品におっとりしたひとであったの読み方
太宰治 「姥捨」

...おっとりした気持ちで...   おっとりした気持ちでの読み方
太宰治 「虚構の春」

...牛が草原でおっとりした形で寝ていて...   牛が草原でおっとりした形で寝ていての読み方
太宰治 「人間失格」

...彼の眼の前には無邪気なおっとりした女の顔が見えるようであった...   彼の眼の前には無邪気なおっとりした女の顔が見えるようであったの読み方
田中貢太郎 「蟇の血」

...もし」おっとりした女の児の声がしたので広巳は足をとめて後を見た...   もし」おっとりした女の児の声がしたので広巳は足をとめて後を見たの読み方
田中貢太郎 「春心」

...津村の人柄にもどこか大阪のぼんちらしいおっとりした円みが出来...   津村の人柄にもどこか大阪のぼんちらしいおっとりした円みが出来の読み方
谷崎潤一郎 「吉野葛」

...おっとりした温顔だった...   おっとりした温顔だったの読み方
豊島与志雄 「秦の憂愁」

...おっとりした世話女房としての味では...   おっとりした世話女房としての味ではの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あの通りおっとりした鳥がらのせいか...   あの通りおっとりした鳥がらのせいかの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...何と言うおっとりした声なんでしょう...   何と言うおっとりした声なんでしょうの読み方
新美南吉 「手袋を買いに」

...おっとりした何でもひとまかせな性質であった...   おっとりした何でもひとまかせな性質であったの読み方
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」

...「――でもおっとりした人だったわ...   「――でもおっとりした人だったわの読み方
山本周五郎 「追いついた夢」

...おっとりした娘で...   おっとりした娘での読み方
山本周五郎 「落葉の隣り」

...いつものおっとりした顔になっていた...   いつものおっとりした顔になっていたの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...静かなおっとりした調子で話すのが...   静かなおっとりした調子で話すのがの読み方
山本周五郎 「陽気な客」

「おっとりした」の書き方・書き順

いろんなフォントで「おっとりした」


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