...第一他にからだのおき場所がないんですからね...
伊藤野枝 「転機」
...長イスのおき場所の相談をはじめたのですが...
江戸川乱歩 「大金塊」
...正五ツ(八時)のしおき場にひきすえられました...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...小塚ガ原しおき場の竹矢来の中へ囚人泉田筑後をまん中に...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...物をそれぞれのおき場所に十分たしかにしまうことができないなら...
羽仁もと子 「女中訓」
...彼等の人生に正当なおき場所で政治をうけとり直すために全く大きい自己の犠牲と努力を要したのである...
宮本百合子 「折たく柴」
...土管おき場のわきの大きいからたちの樹の白い花を見た話...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...身のおき場がないように坐っていた...
吉川英治 「大岡越前」
...身のおき場がございませぬ」「智者(ちしゃ)の貴様も智に過(あやま)ることがあるように...
吉川英治 「黒田如水」
...身のおき場もない私です...
吉川英治 「私本太平記」
...恐懼(きょうく)身のおき場も弁(わきま)えませぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...身のおき場のないような者どもも...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして今は世に身のおき場もない窮地にあることなども...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今は天下に身のおき場なき巷(ちまた)の落人(おちゅうど)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「…………」なおさらお次は身のおき場に困った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...身のおき場も知らぬばかりな体(てい)だった...
吉川英治 「源頼朝」
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