...何じゃおかしげなもんがさがりよる」と...
壺井栄 「赤いステッキ」
...もの哀れにもおかしげなことぞ!十一月××日ウィア・オヴ・ハーミストン第八章書上...
中島敦 「光と風と夢」
...今は序破急な大太鼓のとどろきに鎌倉舞(かまくらまい)の笛囃子(ばやし)がいとおかしげに交(ま)じって...
吉川英治 「江戸三国志」
...さっきからおかしげに眺めていた...
吉川英治 「三国志」
...おかしげなる無智の蛮将ども...
吉川英治 「三国志」
...冠者(かじや)は妻儲(めまう)けに来(こ)んけるわ構へて二タ夜は寝にけるわ唄の抑揚(よくよう)もおかしげに...
吉川英治 「私本太平記」
...おかしげなお客」と...
吉川英治 「私本太平記」
...おかしげなお人を」「吉田山の法師ですか」「そうですの...
吉川英治 「私本太平記」
...おかしげに笑いこけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...が、自分も少し、おかしげである...
吉川英治 「新書太閤記」
...おかしげに眺め合って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...虱(しらみ)もいそうな破れ袍(ごろも)をおかしげに着て...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それを、おかしげに、遮那王(しゃなおう)の小さい顎(あご)がさして笑う...
吉川英治 「親鸞」
...おかしげに考証していると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...沢庵はおかしげに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あんなのが高弟じゃ吉岡道場もざまはない)ことおかしげに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...忽ち何かおかしげな笑い話をしはじめていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索