...「我等に負債(おいめ)ある者を我等が免(ゆる)す如く我等の負債(おいめ)を免し給え」...
内村鑑三 「聖書の読方」
...しかしその恐ろしい負目(おいめ)は...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」
...兄弟おいめいの間へ楽が苦の種(たね)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...周平に気持の上の負目(おいめ)を与えまいとしたのだ...
豊島与志雄 「反抗」
...口先の感謝で心の負目(おいめ)を軽くしようとするのは...
豊島与志雄 「反抗」
...自分は何人(なんぴと)にも一文の負債(おいめ)もないと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...父に対するその負債(おいめ)を果たさんとの念しか持っていなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...未(いま)だ曾(かつ)て何人のために掣肘(せいちゅう)されるほどの負目(おいめ)を持っていない米友が...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたしはそんな負目(おいめ)さえ感じて...
林芙美子 「新生の門」
...兄弟甥姪(おいめい)を呼びて...
福田英子 「妾の半生涯」
...われらのおいめをも...
三好十郎 「その人を知らず」
...われらのおいめをも...
三好十郎 「その人を知らず」
...われらのおいめも許したまえ...
三好十郎 「その人を知らず」
...我らに負債(おいめ)あるものを我らの免(ゆる)したるごとく...
矢田津世子 「反逆」
...いわば負目(おいめ)のあるなかまでした...
山本周五郎 「ひとでなし」
...助けられてこれへ来た負目(おいめ)もあり...
吉川英治 「私本太平記」
...わっしは追目(おいめ)の賽(さい)で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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