...2それといれちがいに...
海野十三 「怪塔王」
...そのとき、かれと、いれちがいに、ひとりの小さな人間が、スーッと部屋から出て、入り口の板戸をしめ、そとから、錠をおろしてしまったのを、すこしも知りません(その錠は、かぎがなくてもしまる南京錠(なんきんじょう)でした)...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...それといれちがいに...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...今度は入違(いれちがい)に伝法院(でんぽういん)の御役僧(おやくそう)と町方(まちかた)の御役人衆とがお出(いで)になり...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...いれちがいに君が入って来てぐずぐずいっている...
久生十蘭 「魔都」
...……岩井の旦那がいらっしゃるのとほとんどいれちがいに「巴里」を出たのですから...
久生十蘭 「魔都」
...いれちがいに多賀ちゃん)というようなわけで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いれちがいに良石は江戸へ立っていった...
山本周五郎 「落ち梅記」
...その知らせといれちがいになったわけである...
山本周五郎 「落ち梅記」
...それとほとんどいれちがいに...
山本周五郎 「城を守る者」
...又四郎といれちがいに国許へ帰ってきた...
山本周五郎 「百足ちがい」
...……良平は医者といれちがいに寝間へ去った...
山本周五郎 「めおと蝶」
...するといれちがいに...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...殆んどいれちがいに...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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