...(あうん)の呼吸で...
泉鏡花 「薄紅梅」
...杉田がこんな目にあうんだぞ」「なんだって...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...それからどんな目にあうんですか...
海野十三 「海底都市」
...こんどみたいな目にあうんだ」そういって...
海野十三 「少年探偵長」
...おおぜいのやろうが事故にあうんだから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...あうんの彼方に感ぜられるものでない限り凡ての観客の夢を潤さぬではないか...
牧野信一 「浪曼的月評」
...ブルック先生にあうんだ...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...いまの帳場はあっしでなくってもまにあうんです...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「阿(あうん)の間を截(き)る一拶(いっさつ)の気合...
山本周五郎 「似而非物語」
...「人を見て悪態をつかねえからそういうめにあうんだ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...感情なぞと同時に阿吽(あうん)の呼吸までも相手にわからぬようにソーッと殺して終(しま)うので...
夢野久作 「鼻の表現」
...押すか押し倒されるかの阿(あうん)のあひだが逆境である...
吉川英治 「折々の記」
...ふたりの阿(あうん)は...
吉川英治 「三国志」
...両雄の阿(あうん)ばかりでなくその馬と馬とも相闘う如く...
吉川英治 「三国志」
...それが阿(あうん)のあいだに上がるのが合図だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...剣と剣の先でじっと観澄(みす)ましているような――阿(あうん)の息をこらしている時にも似ている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...つまり阿(あうん)の呼吸というものである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...あたしがこんなめにあうんだったら...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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