...霊界(れいかい)から幽界(ゆうかい)へと順々(じゅんじゅん)に階段(かいだん)がついて居(お)ります...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...(かくして順々に繰返し次第に進む...
泉鏡花 「海神別荘」
...彼等は順々に足をとめて道端に佇んだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...盃を出すと従者達はそれを順々にまわして往った...
田中貢太郎 「妖怪記」
...ゆらゆらとゆれ動きながら三階の窓を片端から順々に照らして行くのである...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...しかし後にはそうではなくて先任者が順々に後任者を推薦し選定するようになった...
寺田寅彦 「相撲」
...泊り客の室(へや)を順々におそひ...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...7から6と順々に1まで来てとまった...
夏目漱石 「三四郎」
...敬太郎はこうして店から店を順々に見ながら...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...順々に火をかけられました...
野村胡堂 「十字架観音」
...六つの金箱を手前から順々に開けて行くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...勝則は、順々に廻せ...
火野葦平 「花と龍」
...こいつを順々に抱へて...
牧野信一 「ビルヂングと月」
...かようにして順々に変って行く時間が非常に早くかつその顔は思わぬ顔が出て来るので...
正岡子規 「ランプの影」
...筒様にして順々に変つて行く時間が非常に早く且つ其顔は思はぬ顔が出て来るので...
正岡子規 「ラムプの影」
...その他珍しいものや美しいものが順々に卓上に並べられていった...
松本泰 「謎の街」
...順々に舐めまわした...
吉川英治 「新書太閤記」
...順々に廻して酌(つ)ぐ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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