...「借書が返却期限を過ぎてしまったので、延長手続きをします...
...ビザの有効期限が切れる前に、一時滞在の延長手続きをする必要があります...
...昨日の将棋戦は長手数の攻防戦だった...
...貸付期限内に返済できない場合は、延長手続きをする必要があります...
...この雑誌社は一月(ひとつき)ばかり前に寄稿を依頼する長手紙をよこした...
芥川龍之介 「十円札」
...遠いタダの知人には頗(すこぶ)る慇懃(いんぎん)な自筆の長手紙(ながてがみ)を配るという処に沼南の政治家的面目が仄見(ほのみ)える心地がする...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...足長手長を組合せて鏡の縁にするとか...
高村光太郎 「回想録」
...若い長手(ながて)な顔をした女であった...
田中貢太郎 「狼の怪」
...微暗(うすぐら)い電燈の光を受けた長手(ながて)な色の白い顔にはおずおずした黒い眼があった...
田中貢太郎 「女の首」
...彼の前には蒼(あお)い長手(ながて)な顔の紫色の唇をした大柄(おおがら)な女の姿が浮んでいた...
田中貢太郎 「白っぽい洋服」
...顔も長手なことは長手だったが...
田中貢太郎 「立山の亡者宿」
...「今晩は」「……木村さん」女は長手(ながて)な顔をあげて透(すか)すようにして...
田中貢太郎 「一握の髪の毛」
...長手(ながて)な重みのある...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...その窓から長手(ながて)な顔の女が胸から上を見せていた...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...皺の寄った長手袋といった種々の物が雑然としていた...
R.W. チェンバース R.W. Chambers The Creative CAT 訳 「四風の街」
...鼬鼠(エルミン)の半外套(ペリーヌ)や大礼用の長手袋までだしてある...
久生十蘭 「だいこん」
...つづけざまに長手の突きをやる...
久生十蘭 「ハムレット」
...お政は独り徒然(つくねん)と長手の火鉢(ひばち)に凭(もた)れ懸ッて...
二葉亭四迷 「浮雲」
...レイスの長手袋(ミットン)をちやんとする頃には...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...さあ、この長手を畳み、紙を折って、次にこうして、こうして折っていく...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...最初の書類はきちんと折りたたまれた長手の紙...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...船長手づからこれを受取つて抱いて帰つたといふ...
三好達治 「オルゴール」
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