...相摸の小野幾年(いくとせ)かに跨(またが)る賊徒(ぞくと)征伐(せいばつ)の軍(いくさ)の旅路(たびじ)に...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...地底の賊徒も、たちまちにして、刑事たちのピストルの前に頭を下げた...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...賊徒遂に幕府の四面を囲み...
太宰治 「右大臣実朝」
...賊徒や悪人や罪人などのすべて下層地帯に存在していた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...賊徒一人生捕有之候趣...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...去十日より箱館府戦争有之、賊徒敗走、軍艦に而も戦争有之、是亦官軍大勝利...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ひと揉(も)みと思っていた賊徒がなかなか頑強で...
山本周五郎 「日本婦道記」
......
横瀬夜雨 「天狗塚」
...当地方ノ黄巾ノ賊徒等(ゾクトラ)県郡ニ蜂起(ホウキ)シテ雲集シ青州ノ城囲マレ終ンヌ落焼(ラクショウ)ノ運命スデニ急ナリタダ友軍ノ来援ヲ待ツ青州太守(タイシュ)景(キョウケイ)と...
吉川英治 「三国志」
...――しかしそこの賊徒は...
吉川英治 「三国志」
...野火は燃えひろがるばかりで賊徒らの住む尺地も余さなかった...
吉川英治 「三国志」
...身をもって賊徒を防ぎ奉った功労を...
吉川英治 「三国志」
...いかにせん賊徒平定の謀(はかり)に...
吉川英治 「私本太平記」
...賊徒逮捕(たいほ)の厳令が下ッてくるに相違ない」――ところで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すでにその水泊の賊徒は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いまでは賊徒に加盟してしまったのか」「うむ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それらの賊徒をも掃討(そうとう)してみませんか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...父上を賊徒の陣から救い出しにゆく考えでおりました...
吉川英治 「日本名婦伝」
便利!手書き漢字入力検索