...一半の責を負うべきものである...
芥川龍之介 「上海游記」
...よし又彼に責を負うべき点があったとしても...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...国民みずから省みてその責を負うところがあるべきである...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...松前藩吏戸田又太夫は責を負うて切腹したと記録は傳へてゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...形而上学はかかる規定に就いて責を負うことはしないであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...今私が説明の責を負うべきものがあるとすれば...
戸坂潤 「科学論」
...あくまで夫々の事実自身に対して責を負うているのであって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...故に私は岡邦雄氏に答える正当なそして又客観的な責を負うものである...
戸坂潤 「再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて」
...社会は自ら作り出した闇(やみ)の責を負うべきである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その暴戻については自ら責を負うのが至当である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...若しくは敗北の責を負うて死を賜つたものなどは...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...ともに責を負うて自殺させられている...
中島敦 「李陵」
...おれは喜んでその責を負うよ」日が経っていった...
山本周五郎 「つばくろ」
...強要したという責を負う新左が死に...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...われら重責を負う遺臣としても...
吉川英治 「新書太閤記」
...政府の責を負うべきものではないということであった...
和辻哲郎 「鎖国」
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