...彼女の主張を説破した...
...あの謎を説破するため、推理小説を読みあさった...
...論理的な反論を用いて、彼の主張を説破した...
...審理中に、検察側が被告人のアリバイを説破した...
...クイズ番組で難問を説破し、高得点を取った...
...それを是非説破して引張出すんだと云いましたから...
泉鏡花 「婦系図」
...新智識を以て片端から論敵を説破なされた御元気は...
太宰治 「右大臣実朝」
...義理を以て説破候ても...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...よく論じよく怒りよく笑いなかんずく論敵を完膚(かんぷ)なきまでに説破することを最も得意としていた...
中島敦 「李陵」
...蘇武(そぶ)の死を主張する単于(ぜんう)を説破するためのでたらめである...
中島敦 「李陵」
...写生文の特色についてはまだ誰も明暸(めいりょう)に説破したものがおらん...
夏目漱石 「写生文」
...嘘だと思ふなら新六さんの着物を一枚々々調べて見ねえ」斯うまで説破されると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んか捜し物をしていたのはどういうわけだ」八五郎は自分で縛り上げた手前一応この女を説破したい衝動に駆られたのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一葉を説破しえたつもりでいたかも知れない...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...と説破している...
長谷川時雨 「芳川鎌子」
...これは従来万葉歌人のなお未だ説破しない所であった...
牧野富太郎 「植物記」
...これは今までだれも説破(せつは)したことのない私の新説である...
牧野富太郎 「植物知識」
...かかる事例が存在の可能なる事を説破したる後(のち)...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...説破(せっぱ)したり...
吉川英治 「三国志」
...自分が説破されそうなかたちになった...
吉川英治 「三国志」
...蜂須賀村で説破された時の...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれには木ッ葉微塵(みじん)に説破されてしまった形だ...
吉川英治 「親鸞」
...神の特別な恩寵なくしては彼らを説破することは出来ない...
和辻哲郎 「鎖国」
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