...擯斥等の表情は見受けないような気がする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...日本でも近頃はあまり見受けないアッパッパを着込んだ婆さんやが構成する一団体が...
石川欣一 「比島投降記」
...どうかするとそんなものを見受けないこともない...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...六軒新しく建ったままで人の住むのを見受けない...
高浜虚子 「別府温泉」
...法律方面に於ては民間に著しい學術團體又は學者を見受けない樣であるが...
橘樸 「支那を識るの途」
...之は普通の原稿ではあまり見受けない現象だ...
戸坂潤 「社会時評」
...他では余り見受けない景物である...
永井荷風 「深川の散歩」
...しおらしい風情(ふぜい)はあんまり見受けないようでした...
中里介山 「大菩薩峠」
...今日の教育で大和魂を益々盛に惹起することは僕はあまり見受けないのであって...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...しかしそう普通には見受けない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...何んとなればその方面に努力している熱心家を見受けないからである...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...その各戸に盆栽の作られている村を私はあまり他所では見受けないのであります...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...ここでは殆ど人夫らしい人夫の姿を見受けない...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...此(この)婆さんを下宿の主人夫婦が大切にする事は日本の美しいと云はれる家庭でも余り見受けない程である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...巴里(パリイ)の様に上衣(うはぎ)を脱いでコルサアジユ丈(だけ)で歩く女を未(ま)だ一人も見受けない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...昼の間は稀にしか客を見受けないが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...日本流の土壁は一も見受けない...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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