...いやもう見上げたもの...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...コロシの気持を聞くことはないでしょう」「一向に自慢しないその精神は見上げたものだ...
高見順 「いやな感じ」
...見上げたものだと思わせました...
中里介山 「大菩薩峠」
...いかにと見上げたものでしょうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを思うと清(きよ)なんてのは見上げたものだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...自己の醜を自白するのはなかなか見上げたものだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...彌三郎の態度はまこに見上げたものだつたに相違ありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...偉い大芸術家は流石(さすが)に見上げたものだと...
三浦環 「お蝶夫人」
...風邪もおひきにならないのは見上げたものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...彼の精神が実に見上げたものだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...しかしこれに反して印度人の態度は見上げたものだった...
夢野久作 「冥土行進曲」
...ぴたぴたっと締めよって来た鮮かさは見上げたものだよ...
横光利一 「旅愁」
...見上げたものだと...
吉川英治 「折々の記」
...瞬間の光焔の中には見上げたものの魂がみんな燃えてしまった...
吉川英治 「銀河まつり」
...馬超という者は敵ながら存外見上げたものだ...
吉川英治 「三国志」
...その忠魂は見上げたものだ...
吉川英治 「三国志」
...水戸のお名を汚すような」「いやいや、前身は知らぬが、わしが知ってからのおまえは、見上げたものだ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...いや見上げたもの」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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