...見ず知らずのお前さんなんぞに...
芥川龍之介 「アグニの神」
...彼女が八年間見ず知らずの他人と生活して子供を生んだと云ふことを自覚したからだ...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「結婚と恋愛」
...何の恨(うら)みもない見ず知らずの人間を...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...さて見ず知らず...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...どんな見ず知らずの大家の許へでも...
薄田泣菫 「茶話」
...自分にとつては少くとも見ず知らずではあるが...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...見ず知らずの最初いだき入れて介抱の心切は...
一葉 「暗夜」
...見ず知らずのお嬢さんにこんなに親切にされて...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「見ず知らずの人は一椀の麦飯も食わしてはくれない...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...紹介状もない見ず知らずの者...
三浦環 「お蝶夫人」
...見ず知らずの旅人が村を通って...
柳田国男 「こども風土記」
...乱歩氏は全くの見ず知らずの私の作品に対して...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...どっちを見ても見ず知らずの赤の他人となって...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...見ず知らずの赤の他人同志のまま...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...見ず知らずのおじさんが...
吉川英治 「江戸三国志」
...見ず知らずな国から来た五万の軍中へ...
吉川英治 「三国志」
...あなたは見ず知らずというが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...見ず知らずの吉次のいう事を...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索