例文・使い方一覧でみる「色沢」の意味

...色沢（いろつや）の好い男で... 色沢の好い男での読み方
石川啄木「鳥影」

...色沢（いろつや）も出て元気づいていた... 色沢も出て元気づいていたの読み方
徳田秋声「足迹」

...従姉（あね）が相変らず色沢（いろつや）の悪い顔をして... 従姉が相変らず色沢の悪い顔をしての読み方
徳田秋声「足迹」

...皮膚の色沢（いろつや）が悪く... 皮膚の色沢が悪くの読み方
徳田秋声「あらくれ」

...やっぱり色沢（いろつや）が出て来なかった... やっぱり色沢が出て来なかったの読み方
徳田秋声「あらくれ」

...色沢（いろつや）がわるく淋しかった... 色沢がわるく淋しかったの読み方
徳田秋声「爛」

...めっきり顔や目などに色沢（つや）や潤いの出て来たことがお増の目に際立って見えた... めっきり顔や目などに色沢や潤いの出て来たことがお増の目に際立って見えたの読み方
徳田秋声「爛」

...色沢（いろつや）がまるでちがいますわ... 色沢がまるでちがいますわの読み方
徳田秋声「爛」

...色沢（いろつや）が好くないよ... 色沢が好くないよの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...自分は透（す）き徹（とお）るほど深く見えるこの黒眼の色沢（つや）を眺めて... 自分は透き徹るほど深く見えるこの黒眼の色沢を眺めての読み方
夏目漱石「夢十夜」

...色沢気抜きの世帯染（しょたいじみ）た「下さいますか」である... 色沢気抜きの世帯染た「下さいますか」であるの読み方
夏目漱石「倫敦消息」

...桃色真珠の色沢を持った皮膚は... 桃色真珠の色沢を持った皮膚はの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...かかる被告には通有とも云うべく皮膚は粗硬で色沢がない... かかる被告には通有とも云うべく皮膚は粗硬で色沢がないの読み方
平出修「公判」

...なんらの色沢（しきたく）ぞ... なんらの色沢ぞの読み方
森鴎外「舞姫」

...ことに色沢がよほどよくあの貝に似ている... ことに色沢がよほどよくあの貝に似ているの読み方
柳田国男「海上の道」

...黄色い死灰（しかい）のような色沢（いろつや）になって... 黄色い死灰のような色沢になっての読み方
夢野久作「狂人は笑う」

...しかもその色沢がそれだけとして働いているのではない... しかもその色沢がそれだけとして働いているのではないの読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

...実は色沢を生かせているのである... 実は色沢を生かせているのであるの読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

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