...強敵相手に、膝を屈することなく戦い続けた...
...交渉がまとまりそうにないとき、どちらかが膝を屈する必要がある...
...強(あなが)ち人丸赤人の餘唾(よだ)を舐(ねぶ)るでも無く固(もと)より貫之定家の糟粕(さうはく)をしやぶるでも無く自己の本量(ママ)屹然として山嶽と高きを爭ひ日月と光を競ふ處實に畏るべく尊むべく覺えず膝を屈するの思ひ有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...病竜眠るにその膝を屈するなり...
南方熊楠 「十二支考」
...手を下げ膝を屈するいはれがない...
森鴎外 「栗山大膳」
...他家へ行って膝を屈するような事を滅多(めった)にしない大名育ちの自分の気儘(きまま)は出すべきでないと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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