...即ち天地を祀る祭器としての銅器や...
會津八一 「支那の明器」
...祭器の撰択が八釜(やかま)しく行われ...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...祭器の見張番に倅(せがれ)をよびたいと申出たので父はこれを許した...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...関帝祭器の漂著は事既に奇である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それはまた何かといえば、皆、はるばる海をこえて、羅馬(ローマ)の府や、スペインや南蛮(なんばん)諸国から、日本へ布教の目的で来て、かえって法度(はっと)にふれて片ッ端から殺された多くのバテレン達の――その所持品であり、着衣であり、祭器、書籍などという類の遺品(かたみ)であります...
吉川英治 「江戸三国志」
...壇(だん)を作ってさまざまな祭器をならべた前に...
吉川英治 「江戸三国志」
...祭器にも手をふれないとか――そんなところから...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...祭器も頗る吟味する...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
...それで祭器も盗まれない用心が頗る必要であった...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
...この使用人が私の父に向かって自分の子の閏土を呼んで祭器の番をさせてはと申し出た...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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