...相携えて行(ゆ)きて...
泉鏡花 「一景話題」
...相携えて一日も早く全世界をこの戦争の惨禍中より救い出し...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...夫婦相携えて他に糊口の道を探すべく東京に出て来た...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...夫婦相携えてやたらにそこらを歩きまわっていると――またもや彼女が眼をまるくして叫んだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...恋人と相携えて京都嵯峨(さが)に遊んだ...
田山花袋 「蒲団」
...相携えて江戸に走り...
徳田秋声 「縮図」
...相携えてこの店に立寄られたのだと云う...
永井荷風 「百花園」
...お伴を致しやしょう」二人は相携えて城内から一蓮寺をさして出かけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この二人は相携えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...隠居の僕はぜひなくお暇をいただいたわけで、がんりきの百蔵が代っておみやげの美酒一樽をぶらさげ、提灯は断わってしまって、二人が相携えて、大平山を大中寺の方へ、山間(やまあい)の小径(こみち)を伝うて下ります...
中里介山 「大菩薩峠」
...相携えて松本の城下へ乗込んだ時...
中里介山 「大菩薩峠」
...ムク犬とが相携えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...やみ難き悩みのうちに相携えて江戸へ走るために...
中里介山 「大菩薩峠」
...今度は藤堂と相携えて御陵隊へ馳(は)せ加わってしまった...
中里介山 「大菩薩峠」
...相携えて銀座裏を飲み歩き...
久生十蘭 「魔都」
...相携えて出かけた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...若い燕と相携えて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...相携えて荊州を攻め取るばかり」「妙変...
吉川英治 「三国志」
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