...疲労のため昭和十九年四月八日病没...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...或るものは病没し...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...そして翌明治三十七年以降は大正三年の病没の年に至るまで...
岡倉由三郎 「茶の本」
...病没した蜂須賀彦右衛門に代わって秀吉の意を伝える黒田孝高の忠言もあって...
薄田太郎 「広島という名の由来」
...寛永十八年五月九日於二京都一病没...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...祖母は文化十二年(一八一五)生まれで明治二十二年(一八八九)自分が十二歳の歳末に病没した...
寺田寅彦 「糸車」
...しかしその肥大も実は五六年前前(ぜん)夫通武(みちたけ)の病没したる後の事にて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...その学生は、のちに官吏になり、戦後病没したが、その最後の日までメシアの感激を追想していたと、未亡人から手紙が来たのは、それから二十年の後である...
野村胡堂 「胡堂百話」
...惜しいかな、病没の二十二、三年前から、おそらく神経の疾患のためであったらしく、その研究の意義あるものは、全く中断したように思われる...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...白石在の某家でたしかに病没したのだが...
柳田国男 「山の人生」
...陣中で病没したため...
吉川英治 「三国志」
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