例文・使い方一覧でみる「火箸」の意味
スポンサーリンク...火箸で焼肉を返しながら食べるのが好きです... 
...炭火の上に置いた火箸を使ってお茶を沸かすのは効率的です...
...火箸で燃えさしを運び、香炉に入れます...
...火箸を使って炉の中の燃え残りを動かし、火力を調整することができます...
...火箸の代わりに竹串を使っても良いですが、熱くて持ちにくいので注意が必要です...
...渠は不揃ひな火箸を取つて...
石川啄木 「足跡」
...邪険に火箸（ひばし）で掻（か）い掘（ほじ）って...
泉鏡花 「歌行燈」
...『シヨベル、火箸、炉格（ろかく）、ストオヴは鉄だ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...枕や座布団や火箸なぞがところかまわず投げ出されているのでございます...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...（火箸（ひばし）で埋火（うずみび）を掻（か）き集めながら）でも...
太宰治 「冬の花火」
...やっとその一匹を箒でおさえつけたのを私が火箸（ひばし）で少し引きずり出しておいて...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...火箸を灰の中につき立ててぎりぎりやって」いたが...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...火箸の先で灰の中をかき廻しながら...
豊島与志雄 「反抗」
...火箸を取って灰へ文字を書いたりしていましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...烏猫烏猫 烏猫眼ばかり光る烏猫のろり のろり 歩いてるほんとに狡い烏猫矮鶏（ちやぼ）の雛（ひよつこ）追つかけた尻尾の長い烏猫厩（うまや）の背戸に昼寝しろぐうぐうぐう昼寝しろ火箸が ぐんにやり曲るほどたたいてやるから昼寝しろ...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...その間に毒が仕込んであつたんだよ」平次は火箸（ひばし）を持つて來て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...四女房のお徳はガラッ八が言った火箸のような細い冷たい身体に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これに首を突っ込んで絞めるためには、火箸でも挾んで、相当締めつけなければならなかったでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...田部は火箸を固く握った...
林芙美子 「晩菊」
...中心のない目つきでじつと火箸を見つめた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...火箸のちゃらちゃら云う物音が伴奏をいたしているのでございます...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...南部鉄の火箸も金銀の象眼ではなく...
山本周五郎 「季節のない街」
...焼けた金火箸を下げて...
吉川英治 「親鸞」
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