例文・使い方一覧でみる「深沈」の意味

...彼の深沈な表情が印象的だった... 彼の深沈な表情が印象的だったの読み方

...その小説は深沈で重厚な雰囲気がある... その小説は深沈で重厚な雰囲気があるの読み方

...彼女は深沈な声で話しかけてきた... 彼女は深沈な声で話しかけてきたの読み方

...深沈な空気が漂っている中、彼女は涙を流した... 深沈な空気が漂っている中、彼女は涙を流したの読み方

...深沈な笛の音色が響いた... 深沈な笛の音色が響いたの読み方

...劫風（ごふふう）ともにたえざる深沈の声を作（な）し... 劫風ともにたえざる深沈の声を作しの読み方
石川啄木「閑天地」

...理解の深さと、深沈たる声と、きわめて特異な表現である... 理解の深さと、深沈たる声と、きわめて特異な表現であるの読み方
野村胡堂「楽聖物語」

...深沈たる美しさと... 深沈たる美しさとの読み方
野村胡堂「江戸の火術」

...何やら考えている博士の顔は深沈として居ります... 何やら考えている博士の顔は深沈として居りますの読み方
野村胡堂「音波の殺人」

...深沈としてすべての情熱が淀んで見えます... 深沈としてすべての情熱が淀んで見えますの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...深沈（しんちん）としてすべての情熱が淀（よど）んで見えます... 深沈としてすべての情熱が淀んで見えますの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...ヘエ」「時刻は？」「亥刻（よつ）（十時）頃とか申しました」「少し早いな」「ヘエ――」平次はまた深沈たる瞑想（めいそう）に沈みました... ヘエ」「時刻は？」「亥刻頃とか申しました」「少し早いな」「ヘエ――」平次はまた深沈たる瞑想に沈みましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...深沈として考え込んでおります... 深沈として考え込んでおりますの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...暫らく深沈と考え込むのは... 暫らく深沈と考え込むのはの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...是（これ）でこそ深沈な研究と遍（あまね）き同情との上に立脚して動揺（ゆるぎ）の無い確かな最新の芸術が沸き出るのだと頷（うなづ）かれる... 是でこそ深沈な研究と遍き同情との上に立脚して動揺の無い確かな最新の芸術が沸き出るのだと頷かれるの読み方
與謝野寛、與謝野晶子「巴里より」

...衣食足（た）つて深沈大勇（たいゆう）な思索研究に耽（ふけ）つた為（た）め... 衣食足つて深沈大勇な思索研究に耽つた為めの読み方
與謝野寛、與謝野晶子「巴里より」

...深沈と更けた殿中のうつばりが... 深沈と更けた殿中のうつばりがの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...夜の深沈たる寒さも... 夜の深沈たる寒さもの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...三日この島にかくまっておいてくださるまいか」深沈（しんちん）とふけゆく座敷（ざしき）のうちに... 三日この島にかくまっておいてくださるまいか」深沈とふけゆく座敷のうちにの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...物のあいろも深沈（しんちん）と仄暗（ほのぐら）い... 物のあいろも深沈と仄暗いの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...夜は深沈……まだ燭（しょく）に油は尽きてもいないのに... 夜は深沈……まだ燭に油は尽きてもいないのにの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...夜は深沈（しんちん）と更（ふ）けた... 夜は深沈と更けたの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

...深沈とふかい静寂（しじま）に囲まれていた... 深沈とふかい静寂に囲まれていたの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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