...新聞記者を業とするもの...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...他人の生活と思想とを審判することを職業とする批評家と云ふ一團の人の問題となるべき...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...その人物に万事を一任して発明の奨励を行ない得るならば国家的事業とするも可なりである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...頭の隅のドコかで文学を遊戯視して男子畢世の業とするに足るか否かを疑っていた...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...ひとりは地底にパノラマ王国を築いてそれを営業とする怪人物...
江戸川乱歩 「影男」
...それのみでなく産所のうちにはまた祝言遊藝を業とするものが現はれ漂泊の傀儡子と混淆した...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...とかく医者を業とする人達の中に...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...文芸が男子一生の事業とするに足らなくて...
「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」
...大工も豆腐屋も下駄の歯入れ屋も男子一生の事業とするに足ると言っても差支(さしつか)えない...
「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」
...従って文学は男子一生の事業とするに足るとか足らないとか云う問題も...
「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」
...遂に婆羅門僧は現今の執達吏のような事を常業とするに至った...
穂積陳重 「法窓夜話」
...しかし終にこれを業とするには至らなかつたらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかしその近所近在に漆塗(うるしぬり)を業とする者が沢山いる...
柳宗悦 「陸中雑記」
...古典の註釈を業とする者の...
柳田国男 「海上の道」
...此所に豆腐屋(とうふや)を業とする政という者...
柳田国男 「遠野物語」
...それを一国の事業とするには...
柳田国男 「年中行事覚書」
...甞て稗史小説の予約出版を業とする東京稗史出版社の社員来って曰く...
若林※[#「王+甘」、第4水準2-80-65]藏 「怪談牡丹灯籠」
...踊を以て生業とすることが出来なくなって...
渡辺温 「ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった」
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