...桟道を歩くときは足元に注意してください...
...港には長い桟道があります...
...桟道には手すりがついていないところがありますので、注意してください...
...広い湖には幅広い桟道が架かっています...
...桟橋から桟道を通って島に上陸しました...
...これからは鬼怒の渓流に沿うて桟道を行くのである...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...絶壁の中腹の危うき桟道を越えて行くことしばらくにして...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...ところが、その途中、あの桟道の所で、思いがけぬ出来事が起ったのです...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...その後杜陽は桟道を通ったことがあったが...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...危巌(きがん)を攀じ桟道(さんどう)を渡って...
中島敦 「名人伝」
...もっともこれは逆桟道(さかさんどう)の祟(たた)りだと一概に断言する気でもない...
夏目漱石 「坑夫」
...これから例の逆桟道(さかさんどう)を登らなくっちゃならない事も...
夏目漱石 「坑夫」
...例の逆(さか)さの桟道(さんどう)へ出そうで容易に踏み込めない...
夏目漱石 「坑夫」
...これがまた健康者であつても危うく胸を踊らせられるので寧ろ徒歩を選ぶ者の方が多いといふ渓谷に添つた桟道であるから...
牧野信一 「剥製」
...宿命の星に洗はれたるエレヂイの桟道を這つて...
牧野信一 「半島の果にて」
...何度くずれても蜀(しょく)の桟道のようなものさえ造っておけば...
柳田国男 「雪国の春」
...それからは桟道ごとに休みながら登ったが...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...はざまをまわって桟道へ運ばせておいた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...「蜀の桟道(さんどう)」と呼ばれている...
吉川英治 「三国志」
...蜀(しょく)の桟道(さんどう)をこえて...
吉川英治 「三国志」
...日数はかかるが、槎山(さざん)の間道を辿(たど)れば、桟道によらず、南谷(なんこく)のうしろへ出られる」嶮岨、隘路(あいろ)を迂回(うかい)して、全軍は辛くも南谷をふさいでいる魏延軍のうしろへ出た...
吉川英治 「三国志」
...五丈原以後――「孔明計(ハカリゴト)ヲ遺(ノコ)シテ魏延ヲ斬ラシム」の桟道(さんどう)焼打ちのことからなお続いて...
吉川英治 「三国志」
...――蜀(しょく)の桟道(かけはし)を思わすような蔦葛(つたかずら)の這った桟橋(かけはし)が見える...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索