例文・使い方一覧でみる「桜貝」の意味

...桜貝を集めに海に行きたいな... 桜貝を集めに海に行きたいなの読み方

...桜貝の産地で有名な場所に行ってみたい... 桜貝の産地で有名な場所に行ってみたいの読み方

...桜貝の食感が好きだ... 桜貝の食感が好きだの読み方

...桜貝を料理に使うと美味しい... 桜貝を料理に使うと美味しいの読み方

...桜貝の成分は美肌に良いと聞いた... 桜貝の成分は美肌に良いと聞いたの読み方

...漣（さざなみ）の寄する渚（なぎさ）に桜貝の敷妙（しきたえ）も... 漣の寄する渚に桜貝の敷妙もの読み方
泉鏡花「一景話題」

...もし、これは、桜貝、蘇芳貝（すおうがい）、いろいろの貝を蕊（しべ）にして、花の波が白く咲きます、その渚（なぎさ）を、青い山、緑の小松に包まれて、大陸の婦（おんな）たちが、夏の頃、百合、桔梗（ききょう）、月見草、夕顔の雪の装（よそおい）などして、旭（あさひ）の光、月影に、遥（はるか）に（高濶（こうかつ）なる碧瑠璃（へきるり）の天井を、髪艶（つや）やかに打仰ぐ）姿を映します... もし、これは、桜貝、蘇芳貝、いろいろの貝を蕊にして、花の波が白く咲きます、その渚を、青い山、緑の小松に包まれて、大陸の婦たちが、夏の頃、百合、桔梗、月見草、夕顔の雪の装などして、旭の光、月影に、遥になる碧瑠璃の天井を、髪艶やかに打仰ぐ）姿を映しますの読み方
泉鏡花「海神別荘」

...桜貝波にものいひ拾ひ居る朧夜（おぼろよ）や男女行きかひ／＼て三月二十四日　丸之内倶楽部俳句会... 桜貝波にものいひ拾ひ居る朧夜や男女行きかひ／＼て三月二十四日　丸之内倶楽部俳句会の読み方
高浜虚子「五百五十句」

...たらいの中には桜貝（さくらがい）の櫛（くし）と笄（こうがい）が浮んでいるだけであった... たらいの中には桜貝の櫛と笄が浮んでいるだけであったの読み方
太宰治「虚構の春」

...山茶花（さざんか）の花びらは、桜貝... 山茶花の花びらは、桜貝の読み方
太宰治「新郎」

...浜の真砂（まさご）の中から桜貝を拾う子供のような好奇心の追究を一時中止して... 浜の真砂の中から桜貝を拾う子供のような好奇心の追究を一時中止しての読み方
寺田寅彦「比較言語学における統計的研究法の可能性について」

...秋海棠も桜貝のような薄紅色の蕾を脹らませた... 秋海棠も桜貝のような薄紅色の蕾を脹らませたの読み方
外村繁「日を愛しむ」

...桜貝のような爪を見ただけでも... 桜貝のような爪を見ただけでもの読み方
野村胡堂「黄金を浴びる女」

...敷居の上に桜貝のような素足の爪を並べて立つと... 敷居の上に桜貝のような素足の爪を並べて立つとの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...爪が桜貝のようだ」「馬鹿野郎――水仕事一つしないような... 爪が桜貝のようだ」「馬鹿野郎――水仕事一つしないようなの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...桜貝のような愛らしい耳が着いていたところから藻草が青い芽をだしている...
久生十蘭「湖畔」

...... の読み方
松本たかし「松本たかし句集」

...嫁入さきが海岸だったというのでそこで集めた桜貝姫貝ちょうちん貝などを沢山に持っていた...
室生犀星「幼年時代」

...桜貝（さくらがい）のように耳を紅（あか）くして... 桜貝のように耳を紅くしての読み方
吉川英治「牢獄の花嫁」