...某日、会いに行ってもいいですか?(Can I visit you on a certain day?)...
...某日、映画を見に行きたいと思っています...
...某日の天気予報はどうですか?(What's the weather forecast for a certain day?)...
...某日のスケジュールを確認しよう...
...某日に会議が予定されています...
...父母を省(せい)すると云う名目をこしらえて某日(あるひ)山をおりた...
田中貢太郎 「悪僧」
...某日(あるひ)その漁師の女房が嬰児(あかんぼ)の守をしながら夕飯の準備(したく)をしていると...
田中貢太郎 「海坊主」
...某日(あるひ)杖に縋(すが)って...
田中貢太郎 「お化の面」
...女房のお千世は重なる不幸にすっかり逆上して、「良平や、なぜ逃げるんだよ、お待ちよ」と云ったり、時とすると、「亀、亀、大きな亀だ」と云って夜となく昼となく其の附近を狂い歩いていたが、某日(あるひ)、村の農夫が亀ヶ淵へ往ってみると、そこには青ずんだ水の上に、お千世の死体が浮いていた...
田中貢太郎 「亀の子を握ったまま」
...某日其の狸に云った...
田中貢太郎 「狸と俳人」
...某日(あるひ)張は...
田中貢太郎 「人蔘の精」
...その勘右衛門が某日...
田中貢太郎 「風呂供養の話」
...老僧は頻りに昔の事を追思(ついし)した末に、「愚僧がまだ沙弥(しゃみ)であったころ、一疋の雌猿を養うていたが、某日(あるひ)、玄宗皇帝の勅使高力士(こうりきし)がこの寺へ来て、その猿の敏捷なのを見て、絹を代りに置いて猿を携え往き、それを玄宗に奉ったところが、玄宗もまたその猿を非常に愛して上陽宮に養わしてあるうちに、安禄山の乱が起って、猿の行方も解らなくなったと聞いていたが、今能(よ)く能く思い出してみると、この環飾は常にかの猿の首に嵌(は)めていた物だ」と言った...
田中貢太郎 「碧玉の環飾」
...某日(あるひ)そのかんかん岩へ遊びに往って...
田中貢太郎 「鷲」
...実に今茲(ことし)四月某日なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...旧臘某日の事とか...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...時維(ときにこれ)昭和廿二年歳次丁亥(ていがい)臘月(ろうげつ)の某日である...
永井荷風 「葛飾土産」
...二月某日の夜は寒い刺す様な風が吹いて居りました...
西尾正 「陳情書」
...六月某日は、ワシントンの白堊館だか議事堂だかの落成記念日だということだったが、このおめでたい日に符節をあわせるように、洋館附属の調理場の再建と、石田一家五人の居住にきめられた、御所造りのほうの家具の備えつけが終った...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...宝暦四年六月某日誕生...
山本周五郎 「初蕾」
...簡野左馬(かんのさま)之助 城代家老三男某年某月某日...
山本周五郎 「百足ちがい」
...大村田伝内 槍組番頭某年某月某日...
山本周五郎 「百足ちがい」
...苅賀(かるが)由平二鉄炮(てっぽう)足軽組頭某年某月某日...
山本周五郎 「百足ちがい」
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