...試験前に友達の意気昂然とした様子を見て、自分も頑張れた...
...彼女は自信満々で退職願を出したとき、意気昂然としていた...
...先生の講義を聞いていると、学生たちの意気昂然とした表情が見られる...
...プレゼンテーションに向けて準備をする彼は、意気昂然としている...
...新しい仕事に取り組む気力がなくなっていたが、友人の励ましにより意気昂然と取り組めるようになった...
...昂然と次の間へ通りました...
芥川龍之介 「妖婆」
...意気昂然(いきこうぜん)たる老判事は...
海野十三 「赤外線男」
...是等が一幅の畫圖になつて目の前に展開されてゐるのを五十嵐は柱に背を凭せて昂然として眺めてゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...恒吉は昂然と池を眺めました...
豊島与志雄 「崖下の池」
...」言葉を向けられた、背の高い、大陸的な風采の男は、昂然と笑った...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...」ガヴローシュは昂然(こうぜん)と向き返って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...祖父は昂然(こうぜん)として頭をもたげ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼は、また一つ一つの本を大切にリュックサックにしまって、再び、昂然と、田島に向かって、という足どりで、私の家を去った...
中井正一 「図書館法を地方の万人の手に」
...昂然として言いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...昂然と答えられるだろうか? 書物の内容の価値とか...
中島敦 「斗南先生」
...歸つた時刻は?」「戌刻(いつゝ)(八時)過ぎに來て亥刻(よつ)前に歸りました」染五郎は昂然(かうぜん)と應へるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼は電車の中で昂然(こうぜん)とした姿勢の軍人の顔をつくづく眺めていた...
原民喜 「冬日記」
...払わない場合は……」メアリが昂然(こうぜん)と頭を持ち上げて言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...昂然として世界に君臨することとなる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...あたし嫉妬しています」かよは昂然(こうぜん)と頷いた...
山本周五郎 「風流太平記」
...昂然と肩をそびやかして...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...彼はたちまち昂然となると...
横光利一 「上海」
...このほうを撲(う)ったな」「撲(う)った!」昂然(こうぜん)と...
吉川英治 「親鸞」
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