...理性を排斥する者は...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...とりも直おさずトキユタを社会から排斥する第一歩であって...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...かの迷信を排斥するだけの智識ありて...
大町桂月 「金華山」
...われらは決して分類の研究を排斥するのではない...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...学生らは国際精神に反するというてこれを排斥する...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...さては早朝三割奉仕とかいう商略等を絶対に排斥するものであります...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...君の狙い通りに君を排斥するだろうさ...
林不忘 「安重根」
...ただ形式的論理の無条件な適用を排斥するに過ぎない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...何も夫が弁証法をそれだけ排斥することにはならない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...英国流の責任論を排斥するに余力を遺さざりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...考へ難き事を有り得ぬ事として排斥するは當然である...
波多野精一 「時と永遠」
...將來の復讐の可能を排斥する...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「非暴力」
...縦令(たとい)「善」なりとも美ならずんば固よりこれを排斥するなり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...現代の哲學はかやうな考へ方を心理主義と名附けて排斥することを學んだのであるが...
三木清 「人生論ノート」
...現代の哲学はかような考え方を心理主義と名附けて排斥することを学んだのであるが...
三木清 「人生論ノート」
...わざとその心持ちを排斥する癖が付いている...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...中国がいま外国資本を排斥することから生じる得は...
横光利一 「上海」
...ただ新しい宗教を排斥するための強訴(ごうそ)や誹謗(ひぼう)は...
吉川英治 「親鸞」
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