...船頭見て愕き、走り来りて、『どうなさいますのです...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...「あたくし、愕きました...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...愕きのあまりヘタヘタと土間に膝をついた...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...ベラントの愕き、「ええっ……」といったまま、あとが続かない...
海野十三 「共軛回転弾」
...血が一杯ついている!」3帆村の愕きの声に...
海野十三 「人造人間事件」
...そこから無線電話をかけてきたのでわれわれも愕きましたよ...
海野十三 「地球盗難」
...姿を現わせ!」ピース提督は愕きに負けまいとして...
海野十三 「地球要塞」
...しかし私どもは、あの特許の実物が、いま申しましたような働きをするに充分だと認めれば、特許の買い取り価格をそうですねえ、まず二百万円までは出します」「二百万円、あの『多腕人間方式』の特許権が二百万円になるのですか」余は、もう愕きを、隠していることができなかった...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...愕き顔に帆村を迎えた...
海野十三 「蠅男」
...「……」敬二少年は、愕きのあまり、叫び声さえも咽喉(のど)をとおらない...
海野十三 「○○獣」
...こんなに愕きの連発をやったことがなかった...
海野十三 「什器破壊業事件」
...そんなことをなすったの」光枝の愕きはのちに帆村が大花瓶の中に仕掛けた録音線(ろくおんせん)から...
海野十三 「什器破壊業事件」
...まずその寂(しず)けさに愕き...
中井正一 「脱出と回帰」
...小樽へ轉任の通知が來てゐて愕きました」「まあ...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...突然の訃に接して愕き悲んだことは尋常でなかつた...
宮武外骨 「骨董品化した古珍書」
...愕きをともなった感覚であって...
宮本百合子 「寒の梅」
...いつか自身の光波を合わせて息づいている自分に心づいて更に更に愕きました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(水銀は表面張力が強いですから抓んだことには愕きませんでしたが)しかしその上...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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