...彼は息も絶え絶えでゴールラインを見ていた...
...山道を登りきると息も絶え絶えになった...
...ジムでトレーニングをしていたら、息も絶え絶えになってしまった...
...ゴールデンウィーク中、観光客が多くて息も絶え絶えだった...
...仕事が忙しく、毎日息も絶え絶えの生活を送っている...
...息も絶え絶えに歩いてゐました...
芥川龍之介 「河童」
...息も絶え絶えに階(きざはし)の前へ...
芥川龍之介 「杜子春」
...息も絶え絶えな「ろおれんぞ」が...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...息も絶え絶えになって倒れたのを楽屋へ担ぎ込んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...下着の鹿(か)の子(こ)の赤い色をハラハラ裾からこぼしながら足袋はだしのまま息も絶え絶えに駈けよって来て...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...息も絶え絶えに繰りかえす...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...息も絶え絶えになった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...ハロルドの耳に、真っ暗な静寂の中、何か近づく音がした直後、船長が岩棚に這いあがり、息も絶え絶え、へとへと、がっくりして言った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...人々は息も絶え絶えに...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...にらまれたビンセント卿は息も絶え絶えだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...私はもう息も絶え絶えの姿であったが...
牧野信一 「ゼーロン」
...胸中の矛盾を想像すると彼は息も絶え絶えになつた...
牧野信一 「裸虫抄」
...「限りとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり死がそれほど私に迫って来ておりませんのでしたら」これだけのことを息も絶え絶えに言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...装束のまま楽屋の畳の上に平伏して息も絶え絶えに噎(む)せ入ったが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...息も絶え絶えになって喘いだ...
夢野久作 「オンチ」
...息も絶え絶えの二人三脚を続けた...
夢野久作 「戦場」
...暫くの間は息も絶え絶えに咳入(せきい)っております...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...息も絶え絶えになって一(ひ)と休みすると...
夢野久作 「眼を開く」
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