例文・使い方一覧でみる「恬然」の意味

...彼女の表情はいつも恬然としている... 彼女の表情はいつも恬然としているの読み方

...穏やかな気持ちになりたいときは、恬然とした場所に行くのが良い...

...彼女は試験前にもかかわらず、恬然としている... 彼女は試験前にもかかわらず、恬然としているの読み方

...雪山の水は恬然として透明で美味しい... 雪山の水は恬然として透明で美味しいの読み方

...彼女は恬然とした態度で、周りの人たちから尊敬されている... 彼女は恬然とした態度で、周りの人たちから尊敬されているの読み方

...僕の恬然（てんぜん）と本名を署して文章を公（おほやけ）にせる最初なり... 僕の恬然と本名を署して文章を公にせる最初なりの読み方
芥川龍之介「学校友だち」

...恬然（てんぜん）と未完成の作品ばかり発表する気にはなれぬ訳である... 恬然と未完成の作品ばかり発表する気にはなれぬ訳であるの読み方
芥川龍之介「佐藤春夫氏」

...又実に恬然（てんぜん）として個人的威厳を顧みざる天才を具（そな）へざる可（べか）らざればなり... 又実に恬然として個人的威厳を顧みざる天才を具へざる可らざればなりの読み方
芥川龍之介「娼婦美と冒険」

...恬然（てんぜん）として答へるのである... 恬然として答へるのであるの読み方
芥川龍之介「虱」

...今更恬然（てんぜん）とＫ君と一しょにお時宜をする勇気は出悪（でにく）かった... 今更恬然とＫ君と一しょにお時宜をする勇気は出悪かったの読み方
芥川龍之介「年末の一日」

...201１．大衆はたゞ恬然として誰憚らず出鱈目を云つてのける樣な民衆指導者の言にのみ信を置く...
關口存男「新獨逸語文法教程解説」

...恬然（てんぜん）として愧（は）ずることなし... 恬然として愧ずることなしの読み方
田口卯吉「将来の日本」

...女を負うて渡した禅僧が恬然（てんぜん）として答えるよう... 女を負うて渡した禅僧が恬然として答えるようの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...恬然（てんぜん）... 恬然の読み方
長谷川時雨「田沢稲船」

...手も洗わずに恬然（てんぜん）たる顔で茶を飲んでいる... 手も洗わずに恬然たる顔で茶を飲んでいるの読み方
久生十蘭「新西遊記」

...阿賀妻は恬然（てんぜん）と用意をなし了（お）えた... 阿賀妻は恬然と用意をなし了えたの読み方
本庄陸男「石狩川」

...木村は恬然（てんぜん）として答えた... 木村は恬然として答えたの読み方
森鴎外「あそび」

...恬然（てんぜん）たる態度で出て来た... 恬然たる態度で出て来たの読み方
森鴎外「大塩平八郎」

...メフィストフェレス（恬然（てんぜん）として... メフィストフェレスとしての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳「ファウスト」

...妻で」恬然（てんぜん）として仲平は答えた... 妻で」恬然として仲平は答えたの読み方
森鴎外「安井夫人」

...それに安んじて恬然（てんぜん）としていなくてはならない... それに安んじて恬然としていなくてはならないの読み方
森鴎外「余興」

...ただ自分ひとりの栄華（えいが）のためだけに――そんな小さい慾望だけのために――これほど大きな犠牲に恬然（てんぜん）としていられようか... ただ自分ひとりの栄華のためだけに――そんな小さい慾望だけのために――これほど大きな犠牲に恬然としていられようかの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...恬然（てんぜん）として控えている... 恬然として控えているの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

👨話題の人々👩