...後添(のちぞ)いも娶(めと)らず...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...丸屋の後添いになるのは本望ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三郎兵衞の後添ひのお條...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...奥へ入ってみると、後添いのお国は、継(まま)しい二番目娘お雪の部屋で、床の中に入ったまま、見事に喉笛を貫かれて死んでおりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たつてと後添ひに望んだときの如きも再應辭退して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後添ひの今の内儀(おかみ)とは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恐らく仲の惡い後添ひのお加奈の讒訴(ざんそ)かなんかでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後添への私は良い心持がしませんでしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは後添のお皆といふのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...内儀のお千は後添で二十四五...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...姉のお柳は後添の誰袖華魁より...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後添の御内儀と仲が惡い上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今は後添への世界になり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんな物凄い後添がやって来たら...
野村胡堂 「死の舞踏」
...すつかりその後添の女房の手で尻尾を押へられてしまつてゐたのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...母が死んだあとへ来た後添の継母と折合が悪く――その女は八兵衛(売春婦)あがりであった――どうしてもうまくいかないので...
山本周五郎 「留さんとその女」
...いくら後添えにせよ...
吉川英治 「源頼朝」
...後添(のちぞ)いの牧の方は...
吉川英治 「源頼朝」
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