例文・使い方一覧でみる「寂莫」の意味


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...寂莫(せきばく)として...   寂莫としての読み方
泉鏡花 「伊勢之巻」

...たちまちしんとして寂莫たるように変じたのを見て...   たちまちしんとして寂莫たるように変じたのを見ての読み方
伊藤左千夫 「去年」

...渡良瀬川一帯の地方は寂莫たる不毛の地と化す...   渡良瀬川一帯の地方は寂莫たる不毛の地と化すの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...振りむくと寂莫とした野面の果に...   振りむくと寂莫とした野面の果にの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...また寂莫たり...   また寂莫たりの読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...この闖入(ちんにゅう)者の一挙一動を見守っているかと思われるほどの鬼気迫るばかりの寂莫さを感じてきたのであった...   この闖入者の一挙一動を見守っているかと思われるほどの鬼気迫るばかりの寂莫さを感じてきたのであったの読み方
橘外男 「逗子物語」

...底知れぬ寂莫の感が胸の奥からこみ上げて来た...   底知れぬ寂莫の感が胸の奥からこみ上げて来たの読み方
豊島与志雄 「愚かな一日」

...彼はその空しい寂莫のうちに甘え耽りながら...   彼はその空しい寂莫のうちに甘え耽りながらの読み方
豊島与志雄 「愚かな一日」

...その寂莫たる一郭の中に...   その寂莫たる一郭の中にの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...寂莫(せきばく)とした小書院(こしょいん)一杯に反響して...   寂莫とした小書院一杯に反響しての読み方
直木三十五 「大岡越前の独立」

...あたりは寂莫としている...   あたりは寂莫としているの読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...これな寂莫(しじま)にほとぶなり……これやこの...   これな寂莫にほとぶなり……これやこのの読み方
中原中也 「山羊の歌」

...夜の寂莫を破ってけたたましく響き渡った...   夜の寂莫を破ってけたたましく響き渡ったの読み方
久生十蘭 「魔都」

...心からなる人生の寂莫を誰にともなく訴へて...   心からなる人生の寂莫を誰にともなく訴へての読み方
牧野信一 「露路の友」

...もの言へぬ寂莫がこもつてゐるやうで...   もの言へぬ寂莫がこもつてゐるやうでの読み方
室生犀星 「故郷を辞す」

...アトは一面に星一つない寂莫たる暗黒の山々らしい...   アトは一面に星一つない寂莫たる暗黒の山々らしいの読み方
夢野久作 「女坑主」

...自分の心臟の皷動が高く響くだけが氣になる寂莫である...   自分の心臟の皷動が高く響くだけが氣になる寂莫であるの読み方
吉江喬松 「山岳美觀」

...イヤに寂莫(せきばく)とした景色である...   イヤに寂莫とした景色であるの読み方
吉川英治 「増長天王」

「寂莫」の読みかた

「寂莫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「寂莫」


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