...爾雅には、当時使われていた漢字の字義や用法が載っている...
...辞書には漢字の字義だけでなく、旁註もあります...
...字義どおりの一足ちがい...
太宰治 「虚構の春」
...文法字義を明かにし...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...なかには一つ打つごとに情欲といっていいくらいに――字義どおりに情欲といっていいくらい...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...之を字義通りに解釈すると...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...現実を如何に如実に描写しようとしても字義通り如実に描写出来るものではなく...
豊島与志雄 「文学への実感について」
...字義の正しさより云えば...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...このあえかにと云う雅言(がげん)は全体何と言う意味だと思ってるかね」「蚊弱(かよわ)いとかたよわくと云う字だと思います」「なるほどそうも取れん事はないが本来の字義を云うと危う気にと云う事だぜ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...即ち言語の字義が抽象する概念のみが重要であつて...
萩原朔太郎 「青猫」
...強(し)いて字義の言明された定義を避けてる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...故に「観照」と「表現」とは同字義(シノニム)であり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...詩がもし主観と同字義であるならば...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...波田は字義どおりに「糞をつかむ」――船では詰まらない目に合うことを糞をつかむというのであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...抑も官とは如何なる字義なるぞや...
福沢諭吉 「帝室論」
...凡そ字義からは忖度の出来ぬ...
牧野信一 「月あかり」
...『本草綱目』呉茱萸の「釈名」条下で李時珍が「茱萸ノ二字義未ダ詳ナラズ」(漢文)と書いている...
牧野富太郎 「植物記」
...アエノコトの要点単なる字義の上からの推定でも...
柳田国男 「海上の道」
...漢字輸入期の沢の字を字義を考えてもみずに...
柳田國男 「地名の研究」
...もとは字義通り軌を一つにすること...
和辻哲郎 「鎖国」
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