...彼女の妙諦には感心する...
...彼は妙諦の本質をよく理解している...
...妙諦を追究することは、仏教の基本的な要素の一つである...
...妙諦とは、仏教の教えの中心であり、信仰の源泉である...
...妙諦を学ぶことで、人生の真正面から見ることができるようになる...
...乃ちこの境の妙諦(めうてい)を教へて実に遺憾なし...
石川啄木 「閑天地」
...それをまず解決して行くのがこの道の妙諦(みょうたい)なんだ...
海野十三 「断層顔」
...戦闘の妙諦(みょうたい)はまず敵の機先を制することにあった...
海野十三 「流線間諜」
...更に戒壇院の四天王像になると聡明な頭脳と余裕ある手腕とによる悠揚せまらぬ写実の妙諦(みょうてい)に徹底している...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...そこの妙諦を、私が口で何と申し上げても、おそらく御理解は、難からうかと存じまする...
太宰治 「右大臣実朝」
...ついに自分にその妙諦(みょうてい)を教えてはくれませんでした...
太宰治 「人間失格」
...過ぎたるは及ばざるに如かず――処世の妙諦...
種田山頭火 「其中日記」
...芸の妙諦は体得にある...
豊島与志雄 「表現論随筆」
...島田虎之助は剣禅一致の妙諦(みょうてい)に参じ得た人です...
中里介山 「大菩薩峠」
...いままた聖書に探(たず)ねるものはなにか――やがて妙諦(みょうてい)を得て...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...真に底抜けの妙諦に達するものと...
牧野信一 「浪曼的月評」
...一二八頁には「島田虎之助は剣禅一致の妙諦に参し得た人です」と書いている...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...春秋四季変化の妙諦を極めるのに...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...軍部の首脳部と会談すると外交の妙諦を説法して頭を掻かせる...
夢野久作 「近世快人伝」
...彼一流の座談の妙諦を駆使した...
夢野久作 「近世快人伝」
...策の妙諦は、ただいかにして、関羽を城外へおびきだすかにありましょう」と、いった...
吉川英治 「三国志」
...どうして樊城など攻め取れようか」「戦略の妙諦(みょうてい)...
吉川英治 「三国志」
...これぞ彼のいわゆる「無念無想の妙諦」に入(い)る時であって...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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