例文・使い方一覧でみる「女衆」の意味

...あの女衆、とても優しい人だよ... あの女衆、とても優しい人だよの読み方

...彼女は女衆の代表としてスピーチをした... 彼女は女衆の代表としてスピーチをしたの読み方

...このお祭りでは女衆たちが踊りを披露する... このお祭りでは女衆たちが踊りを披露するの読み方

...女衆用の更衣室があります... 女衆用の更衣室がありますの読み方

...若い女衆たちはきれいな浴衣を着ている... 若い女衆たちはきれいな浴衣を着ているの読み方

...近所の女衆も三四人... 近所の女衆も三四人の読み方
芥川龍之介「トロツコ」

...彼女が勤めていた時分にも電話をかけると、定（きま）って、女衆（おなごしゅ）の声で冷淡に、「今留守どす」というのがそこの家の癖で、あんな不愛想なことでよく商売が出来ると思うくらいであったが、女衆の返事では、女主人は昼間から外に出て夜の九時か十時ごろでなければ帰らぬという... 彼女が勤めていた時分にも電話をかけると、定って、女衆の声で冷淡に、「今留守どす」というのがそこの家の癖で、あんな不愛想なことでよく商売が出来ると思うくらいであったが、女衆の返事では、女主人は昼間から外に出て夜の九時か十時ごろでなければ帰らぬというの読み方
近松秋江「霜凍る宵」

...いつにない女衆（おなごしゅ）が気の軽い返事である... いつにない女衆が気の軽い返事であるの読み方
近松秋江「霜凍る宵」

...「兵馬様……お前様もよくこの女衆の面を見て下さいまし... 「兵馬様……お前様もよくこの女衆の面を見て下さいましの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...遊女衆などの間には... 遊女衆などの間にはの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...「どうも女衆の声のようだが」戸をあけると... 「どうも女衆の声のようだが」戸をあけるとの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...女衆の中には、赤児を背負って来るのもずいぶん多く、早婚の風習のあるこの地方だけに、一見母子とはうけとれないのさえある...
中村清太郎「ある偃松の独白」

...女衆がナフタリンを入れといたとみえて... 女衆がナフタリンを入れといたとみえての読み方
林芙美子「雨」

...女衆は我家の忙しさを思つて氣もそゞろになつてくるのであつた... 女衆は我家の忙しさを思つて氣もそゞろになつてくるのであつたの読み方
林芙美子「うき草」

...女衆どもは、少し大げさに云えば、待機していた... 女衆どもは、少し大げさに云えば、待機していたの読み方
本庄陸男「石狩川」

...うちの女衆（をなご）で間に合ふ事でしたら... うちの女衆で間に合ふ事でしたらの読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...女衆は、嫁菜や芹つみに、ずくずくする畔道や堀の岸に集った... 女衆は、嫁菜や芹つみに、ずくずくする畔道や堀の岸に集ったの読み方
矢田津世子「凍雲」

...殿さまはどこでも女衆に好かれるし... 殿さまはどこでも女衆に好かれるしの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...そこで乳呑みを抱いている女衆よ... そこで乳呑みを抱いている女衆よの読み方
吉川英治「私本太平記」