...果して大悦(おおよろこ)びだった...
海野十三 「大脳手術」
...山と聳ゆる大悦(たいえつ)を...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
......
田中貢太郎 「海神に祈る」
...秋聲小劍二氏は言下に、聲をそろへて、「いや、炬燵は入らない」と、云つてのけたが、私だけは、大悦びで、「うむ...
近松秋江 「初雪」
...その百姓は大悦(おおよろこ)びで夫婦そろって貰(もら)いに来たそうだが...
徳田秋声 「縮図」
...むこうにゆくと子供衆(しゅ)たちが大悦(よろこ)びで――なんていっている...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...一統大悦奉り候ところ...
服部之総 「新撰組」
...故に滞りなく千疋納入になった時には、実隆大悦で、わざわざ大昌院まで出かけ一緡(いちびん)を礼に与えたくらいだ...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...義勇兵は大悦(おおよろこ)びで直(すぐ)に用意が出来た...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...そうして……と思う旨(むね)を半分報知(しら)せてやれば母親は大悦(おおよろこ)び...
二葉亭四迷 「浮雲」
...それがぴッたり合(あ)つたので大悦(おほよろこ)び!愛(あい)ちやんは戸(と)を開(あ)けて...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...聞いて人民大悦し...
南方熊楠 「十二支考」
...不埒千万にも神社を潰して大悦する神職は知らず...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...蟹は大悦(おおよろこ)びで外へ出ます...
宮原晃一郎 「椰子蟹」
...それについて私は先日のお礼に一度阿父様をここへお招き申して手料理を差上げたいと存じますがこんな家へでもおいで下さいましょうか」玉江嬢「それはモー大悦(おおよろこ)びで伺(うかが)います...
村井弦斎 「食道楽」
...きっと満が大悦(おおよろこ)びだよ...
村井弦斎 「食道楽」
...第一之大悦に御坐候」と云つたのは妙である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...不勝大悦候(たいえつにたへずそろ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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