...文章の末尾に圏点をつけて終わることが多い...
...圏点を付けることで、文章の調子やテンポを変えることができる...
...「」や()の中に圏点を使用すると、特定の言葉や文節に強調を加えることができる...
...圏点は漢字の「点」に対する「圏」の略称である...
...圏点は、日本独自の文化の一つとして世界的に有名である...
...紅(くれない)の二重圏点つきの比羅(びら)になって...
泉鏡花 「怨霊借用」
...有志と、二重圏点、かさねて、飛入勝手次第として、祝賀委員が、審議の上、その仮装の優秀なるものには、三等まで賞金美景を呈すとしたのに、読者も更(あらた)めて御注意を願いたい...
泉鏡花 「怨霊借用」
...傍点や圏点、傍線の付いた文字は、強調表示にしました...
泉鏡花 「海神別荘」
...彼はすぐに圏点(けんてん)をつける...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...圏点(けんてん)まで打ってあるところを見ると...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...圏点を付してあるのは...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...殊にその詩人という字には二重圏点が施してあったと記憶する...
高浜虚子 「子規居士と余」
...俳句を見せると直ぐそれを直したり圏点をつけたりする...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...圏点をつけたりして返した...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...ことにむずかしい字には圏点(けんてん)をつけてそのそばに片仮名でルビをふってみせた...
田山花袋 「田舎教師」
...訳文中圏点を附してある語は...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...試みに田山白雲が圏点(けんてん)を付してあるところだけを読んで...
中里介山 「大菩薩峠」
...詩(し)に圏点(けんてん)のないのは障子(しょうじ)に紙が貼(は)ってないような淋(さび)しい感じがするので...
夏目漱石 「思い出す事など」
...折れた所は六号活字で何だか色鉛筆の赤い圏点(けんてん)が一面についている...
夏目漱石 「野分」
...詩は圏点(けんてん)の多きを一首読み...
正岡子規 「墨汁一滴」
...“Nonsense”という言葉には圏点(けんてん)をつけて...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...赤インキで二重圏点が附けてある...
夢野久作 「暗黒公使」
...現在の精神病学界で二重圏点付きの重大疑問となっている『ねぼけ状態』を引き起す規約である...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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