...同氏のエピゴオネンの及ばないのはこの一点にあると言つても差し支へない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...早朝より同氏の案内にて...
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」
...それは同氏の思違いで...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...同氏も原本をなくしておられ...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...同氏は私の来訪を待っていた所だといって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...こういう素養に基いて最近同氏は可なり前進力のある独自の研究家として現われ始めた...
戸坂潤 「読書法」
...同氏は、機関説をすてて、天皇主権説に変節したのであろうか...
蜷川新 「天皇」
...同氏の塾生として一家を借り受け...
福田英子 「妾の半生涯」
...同氏の説だと言えば当時の老大官連は直ちに感服したものであった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...あなたは同氏と十八ヶ月間住んでおられたので何か知っているに違いない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...同氏は貴族生まれだが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...且つは同氏の凜然たる風格の然らしめたものであると...
牧野信一 「〔無題〕」
...すなわち同氏の『大和本草(やまとほんぞう)』にはイヌビワの名を明かにイチジクと書き...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわちそれは国学者荒木田久老(あらきだひさおゆ)の説破する所でこの同氏の説は全く信憑するに足るものと信ずる...
牧野富太郎 「植物記」
...降て明治十一年発行の松原新之助氏纂述の『植物綱目撮要』ならびに同氏講義の『薬用植物篇』には花嚢といい...
牧野富太郎 「植物記」
...同氏の歿後には和算の老大家岡本則録翁が和算書の整理及び目録の作製を担当している...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...同氏が、「平和を守る会」に参加しないことや「知識人の会」に関係をもたないでいたことは、もとより氏の自由である...
宮本百合子 「五月のことば」
...同氏は現在梅津正利師範の手で有伝者に取立てられて...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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