...仏陀を卓越した生理学者であると見...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...技倆(ぎりょう)の卓越した人であるだけに...
谷崎潤一郎 「細雪」
...卓越した支那研究が日本人によって提供せられるということは...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...彼――彼は当時のアテナイ貴族の最も卓越した代弁者である――によれば...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...それに劣らず卓越した哲学者でもあったことを忘れてはならぬ...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...カント自身(この卓越した包括的な着実な文明批評家)は...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
......
戸坂潤 「辞典」
...処がわが秀才文部大臣の卓越した頭脳は...
戸坂潤 「社会時評」
...併し一方に於てラッセルやジーンズ又エディトン等が卓越した「文章家」であることも忘れてはならないのである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...文学的表象の発達した卓越した文学者も...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...――教授が最も卓越した点は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...いわんや長岡先生のような卓越した大先生の学問には...
中谷宇吉郎 「長岡と寺田」
...私はそこに卓越した彼を見ることができぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...いかに卓越した工芸品が母国に多いかを知るのはこの上ない必要でありまた愉悦ではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...吾々は藝術を通じていつも朝鮮が卓越した国民であった事を想い廻(めぐ)らしている...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...卓越した鑑賞とがありました...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...昔からの卓越した工藝品の多くが民藝品である事を...
柳宗悦 「民藝四十年」
...彼の卓越した力が認められたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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