...彼は卒直な性格で、常に正しいことを言います...
...彼女の卒直な態度に感動しました...
...彼は上司からの圧力にも屈せず、卒直に仕事をこなしていた...
...卒直な人間は、周りから信頼されやすいです...
...卒直さが評価され、昇進することになった...
...即ち卒直なる感情よりも零細なる知識を重んずるものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...誰も卒直にこう云う事実を語るものはない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...僕は卒直に云ふが...
石川啄木 「病院の窓」
...ぼくは単純卒直な惜別の哀愁を感ずる...
田中英光 「さようなら」
...もつと卒直でなければならないのだけれど)...
種田山頭火 「行乞記」
...彼の女は私に、寝室に帰るようにと云いましたが、私は卒直に、私たちに馬鹿気たいたずらをする者を突き止めようと思うのだと告げました...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...「失礼して卒直に申しますが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...つまり変に尤もらしい口吻をかりずに卒直に云えば...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...『朝日』よりも遙かに卒直大胆に振舞っているというわけだから...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...論文は出来るだけ簡潔に卒直に書かねばならぬ...
戸坂潤 「読書法」
...私は彼女の問に卒直な答をすることが出来なかった...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...卒直に其後の顛末を述べて...
豊島与志雄 「好意」
...母は卒直に言ってるのだと...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...僕も成る可くなら卒直に云つて仕舞ひたいのだが...
夏目漱石 「それから」
...その表現の極めて卒直で民衆と親しみの深い平易な家庭的の日常語を...
萩原朔太郎 「愛の詩集」
...直ちに卒直に歌うものでなければならないだろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...卒直にお呉ンなと云う...
二葉亭四迷 「平凡」
...卒直で誠實な云ひ方だ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
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