...年始の回礼に勉むる人は...
石井研堂 「元日の釣」
...而(しか)して互いに相調和するを勉むるが当然である...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...注意して之を持続せんことを勉むるも...
高木敏雄 「比較神話学」
...史家はこの輩に向て解説を勉むべしといへども決してそれが為めに拘束せらるべからず...
津田左右吉 「史論の流行」
...あるいは時に彼を以てこれを蔽塞せんと勉むるが如き女々しき挙動をかなす...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
... 30むごき一群追ひ去るを我は必ず勉むべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...巧みの智計身を飾り奉仕勉むるヘルメ,アス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其兩侯の睚眦反目を融解せむと勉むるは何ぞ怪むに足らむや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊東男が閣下の内閣を援助して現状維持を勉むるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...専門家の援助を度外して偏へに選挙区の俗情を迎合するを是れ勉む...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...夫婦辛苦して生計にのみ勉む可きなれども...
福沢諭吉 「女大学評論」
...自から装うて美人たらんことを勉むべし...
福沢諭吉 「学者安心論」
...何はさておき今の日本人は今の日本語を巧みに用いて弁舌の上達せんことを勉むべきなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...貧富ともに勉むべきは学問にして...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...先ず其大概を合点して後に銘々の好む所に従い勉む可きを勉む可し...
福沢諭吉 「新女大学」
...年少(わか)き時には外に勉む可きもの尚お多し...
福沢諭吉 「新女大学」
...自分が多少読書を勉むるに至りしは重に境遇なりしと覚ゆ...
正岡子規 「読書弁」
...四の頃中学校にありて僚友が血を吐くまで勉むるを見て...
南方熊楠 「十二支考」
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