例文・使い方一覧でみる「力及ばず」の意味


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...悶(もが)いても女の力及ばずと見たのだろう...   悶いても女の力及ばずと見たのだろうの読み方
岩野泡鳴 「耽溺」

...而(し)かも力及ばず...   而かも力及ばずの読み方
大隈重信 「婦人問題解決の急務」

...力及ばず翁と子となり...   力及ばず翁と子となりの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...この上は力及ばず...   この上は力及ばずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...力及ばず組み敷かれるたびに降参するのであった...   力及ばず組み敷かれるたびに降参するのであったの読み方
夏目漱石 「明暗」

...「あれツ錢形の親分」上の方を向いて大きな聲を出すのは、力及ばずと見て、二階に合圖を送るつもりでせう...   「あれツ錢形の親分」上の方を向いて大きな聲を出すのは、力及ばずと見て、二階に合圖を送るつもりでせうの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...「あれッ銭形の親分」上の方を向いて大きな声を出すのは、力及ばずと見て、二階に合図を送るつもりでしょう...   「あれッ銭形の親分」上の方を向いて大きな声を出すのは、力及ばずと見て、二階に合図を送るつもりでしょうの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...力及ばずと見たのは...   力及ばずと見たのはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...力及ばずと觀念したか...   力及ばずと觀念したかの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...己(おのれ)の妹に仕立てたる武智の姫君皐月(さつき)を人質にとられしため力及ばず「武智の姫は汝(なんじ)の娘のつもりにて尼になす」と云ふ淀の方の言葉をきき「思ひおく事更になし」と...   己の妹に仕立てたる武智の姫君皐月を人質にとられしため力及ばず「武智の姫は汝の娘のつもりにて尼になす」と云ふ淀の方の言葉をきき「思ひおく事更になし」との読み方
三木竹二 「両座の「山門」評」

...飽迄も初志の徹底を期して奮鬪したるも力及ばず...   飽迄も初志の徹底を期して奮鬪したるも力及ばずの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...作者は此點に於て我が力及ばずと自分自身嘆いて居るのであるから...   作者は此點に於て我が力及ばずと自分自身嘆いて居るのであるからの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...伯母はハイと手紙を取りて兄へ渡すに伯父がそれ渡してはと争いかけしも力及ばず...   伯母はハイと手紙を取りて兄へ渡すに伯父がそれ渡してはと争いかけしも力及ばずの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...連(つれ)の男これを救わんと思えども力及ばず...   連の男これを救わんと思えども力及ばずの読み方
柳田国男 「遠野物語」

...いろ/\に介抱し侍りしが力及ばず...   いろ/\に介抱し侍りしが力及ばずの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...力及ばず討ち洩らしたと答えたので...   力及ばず討ち洩らしたと答えたのでの読み方
吉川英治 「鬼」

...憂えども力及ばず...   憂えども力及ばずの読み方
吉川英治 「三国志」

...頼政の郎党どもは、近衛河原の主人の邸へ火を放(か)けた後、宮のお後を慕って、馳せ参じたが、何分、もう戦は後手(ごて)となって守備が整わないため、そこから南都へ向おうと、僧兵をも加えて宮のお供に立ち、宇治まで来ると、平家の軍勢二万余騎が、地の利をとって包囲にかかり、弓矢のつづく限り悪戦苦闘したが、遂に力及ばず、老将頼政もそこに自刃して果て、宮にも、光明山の鳥居(とりい)のほとりで、敵の流れ矢に中(あた)って薨(こう)ぜられてしまわれた...   頼政の郎党どもは、近衛河原の主人の邸へ火を放けた後、宮のお後を慕って、馳せ参じたが、何分、もう戦は後手となって守備が整わないため、そこから南都へ向おうと、僧兵をも加えて宮のお供に立ち、宇治まで来ると、平家の軍勢二万余騎が、地の利をとって包囲にかかり、弓矢のつづく限り悪戦苦闘したが、遂に力及ばず、老将頼政もそこに自刃して果て、宮にも、光明山の鳥居のほとりで、敵の流れ矢に中って薨ぜられてしまわれたの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「力及ばず」の書き方・書き順

いろんなフォントで「力及ばず」


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