...ちょうどある凩(こがらし)の真夜中です...
芥川龍之介 「報恩記」
...折からの凩(こがらし)が吹く中へ...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...一度はモウ節季近い凩の吹き荒れて...
石川啄木 「病院の窓」
...凩(こがらし)の対手(あいて)や空に月一つ...
泉鏡花 「婦系図」
...凩が凄(すさま)じく吼え狂うと...
竹久夢二 「少年・春」
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種田山頭火 「其中日記」
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種田山頭火 「草木塔」
...ゴオと吹きおろす凩の音に...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...一夜(あるよ)凩(こがらし)が吹き荒れて...
田山花袋 「田舎教師」
...冬も深い凩(こがらし)の響(おと)がする...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...凩(こがらし)も黙(だま)り...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...凩のいたくし吹けば...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...凩の音が狼の吠えるやうぢやないか...
牧野信一 「武者窓日記」
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正岡子規 「俳諧大要」
...凩(こがらし)に鴉(からす)...
正岡子規 「俳諧大要」
...凩(こがらし)の中を両国の方へ――...
山本周五郎 「お美津簪」
...凩(こがらし)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...それでも雪を見たり凩(こがらし)に吹かれたりの...
吉川英治 「随筆 新平家」
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